寺院の正面左手、カルディナル・グィベール通り(Rue du Cardinal Guibert)で裏手に回ります。上を見ると建物のところどころにガーゴイルが置かれています。これは寺院の守り神の役目で、シテ島のノートル・ダムでも見ることができます。

 寺院左手の入口からはクーポール(Coupole:丸屋根)に登る事ができます。237段の狭く急な階段を登っていかなくてはならないのですが、やってみるだけの価値は絶対あり!


 シュヴァリエ通り(Rue du Chevalier)を左に曲がるとお店が集まっていて、テルトル広場での賑わいが戻ってきます。お昼時などはレストランの客引きの声が辺りに飛び交って愛嬌を振りまいているのも、逆に心地いい気分になる感じです。

 お土産屋さんではモンマルトルゆかりの画家が描いた絵画の絵葉書やポスターから、はたまた何のひねりもない「PARIS」と書かれたサクレ・クールの置物まで。小物を見ているとなんだかウキウキしてきますね。

 シュヴァリエ通りを突き当たるとモン・スニ通り(Rue du Mont Cenis)です。ここを右に折れ、これからは丘を下るコースの始まりとなります。この道の51番地にあるブラッスリーの名前は「TARTEMPION(タルタンピオン)」 直訳して「下らないヤツ」という意味です。

 ひときわ繁盛しているこのお店の名前の由来はなんなんでしょう?気になるところです。






モンマルトルの丘散策ポイント
(所要時間:約2時間30分)