急勾配な坂道が続きます。エミール・グードー広場を抜けたところで鋭角に折れたラヴィニャン通り(Rue Ravignan)を少し登ると目の前に古ぼけたレンガの建物が。この様子をみるとそうとうな年季なんでしょう。築200年以上かも??

 周りに並ぶ建物とはちょっと浮いた感じさえしますが、じっと見ているとなんだかモンマルトルの丘の生き証人のような気がしてきます。


 この建物の左脇のミール通り(Rue de la Mire)を進みます。足元の道も建物同様、かなりの昔からその姿を変えていないようです。中央の溝はかつてパリに下水道がなかった頃の排水路の役目を果たしたもので、今でも車の入れないような細い道などに残っています。

 街灯の飾り気がないのも時代を感じさせます。ちょっとしたタイムスリップですね。






モンマルトルの丘散策ポイント
(所要時間:約2時間30分)